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Shopifyでどんなお店が作れる?はじめての人のためのサービス案内

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布のポーチや巾着を、眼鏡・手帳・鍵・トートバッグと並べた架空のお店のイメージ。休日に使う場面を写真で伝える。
ポーチや巾着と、休日の持ち物。使う場面が伝わる写真から、お店の雰囲気を考えます。架空の場面を表したAI生成画像です。

好きなポーチや巾着を並べて、休日の持ち物を選ぶ時間を楽しめるお店にしたい。そんな架空の小さなお店を例に、Shopify(ショッピファイ)でできること、自分で準備すること、使い続けるためのお金を見ていきます。一人で運営する小さなネットショップでも、自分の思い描くお店の雰囲気を形にできるのか、順を追って確かめていきましょう。

Shopifyって、どこまでお店を作れるの?

Shopifyは、自分のネットショップを作り、商品や注文を管理するためのネットショップ作成サービスです。Basic(ベーシック)プランでは、お客さんが見るお店の画面と、店主が商品や注文を確認・変更する「管理画面」を一緒に用意できます。

Basicプランの機能では、オンラインストアの作成や見た目の調整、商品や注文、顧客情報の管理がひとつの管理画面で行えます。また、お店をインターネット上に公開するためのサーバー機能(ウェブホスティング)もBasicのプラン料金に含まれているため、別にレンタルサーバーを契約する必要はありません。

このお店の例で考えると、お客さんは画面に並んだポーチの写真や説明文を見て買い物を楽しみ、店主は裏側の管理画面で届いた注文や在庫を確認します。お客さんから見えるお店のたたずまいと、お店を動かす裏方の仕組みをひとつにまとめて整えられるのが、Shopifyの特徴です。

パソコンが得意でなくても、好きな雰囲気にできる?

まずは用意されたデザインを選び、写真や文章、配置を調整するところから始められます。お店の見た目の土台になるデザインを「テーマ」と呼びます。テーマで変更できる範囲を試しながら、自分が見せたいお店の姿に近づけられるかを確かめましょう。

管理画面には、最初から追加できる無料テーマが揃っています。デザインを画面上で調整する道具である「テーマエディタ」を使えば、画面のプレビューを見ながら、写真の入れ替え、文章の編集、並び順の変更が行えます(テーマのカスタマイズについて)。

たとえば、布の柄が伝わる商品写真と、休日の持ち物を並べた雰囲気の伝わる写真を用意してみます。トップ画面に大きな写真を置き、その下に巾着やポーチの一覧を並べ、使い心地を伝える文章を添えてみることで、お店の印象を試せます。どのテーマでも自由に同じ配置ができるとは限らないため、まずは無料テーマを使って写真の見え方を試してみるのがおすすめです。用意されている設定項目を超える細かな調整をしたいときは、コード編集を検討する場面もあります。また、有料テーマを試して調整することもできますが、実際にストアで公開する前に購入が必要です。

お店を動かしてみて、標準の設定だけでは足りない機能が具体化したら、お店に機能を追加する道具である「アプリ」の導入を検討するとよいでしょう(アプリの料金体系について)。

Shopifyで作る売り場と、店主の仕事。本文のBasicプランの例。お客さんは売り場で写真や説明を見て商品を選び、注文する。店主は管理画面で商品や在庫を登録し、注文や顧客情報を確認する。写真・説明・販売条件の準備、梱包・発送・返品・問い合わせ対応は店主が進める。管理の仕組みがあっても、お店の運営をすべて任せられるわけではない。

商品を並べたあと、注文や発送はどうする?

商品や注文の情報はShopifyの管理画面で扱えますが、写真や説明を用意し、商品を包んで送る段取りは自分で決めます。開店する前に、決済や配送、お店の案内を整え、購入の流れをテストするところまで考えておきましょう。

商品の追加と更新は、管理画面から行えます。まずは10種類すべてを一度に登録しようとせず、ポーチひとつの写真、説明文、価格を入力して、登録の流れを掴む練習から始めるのが安心です。

ネットショップの運営では、画面上の登録以外に自分で準備する作業があります。Shopifyの利用規約にあるように、販売する商品や梱包、発送、返品、顧客対応の責任はお店側にあります。商品を傷つけずに包む梱包資材を決め、どの配送会社を使って届けるかという段取りを組み立てます。平日に30分、週末に3時間という仮の持ち時間の中で、商品の写真撮影や梱包の作業を実際に試してみて、一人で無理なく回せる作業量かを確かめてみましょう。

お客さんが代金を支払う「決済」には、Shopifyで用意されている決済サービス「Shopify ペイメント」を利用できます(日本のShopify ペイメント)。クレジットカード決済を受け付けられますが、利用には個人情報やビジネス情報の確認が必要となる場合があります。

また、日本向けの開始手順チェックリストに沿って、送料の設定、返品の条件、問い合わせ先といったお店の案内(ポリシー)を公開前に定めておく必要があります。最後に、お客さんと同じ手順で購入の流れを確かめる「テスト注文」を行い、実際の注文を受け付ける準備を整えます。

小さなお店なら、どのプランから考える?

「プラン」とは、料金と使える機能の組み合わせのことです。今回の架空のお店のように、一人でお店のデザインを整え、商品の登録や注文の確認を行う独立したネットショップを作るなら、Basicプランの機能を検討の出発点にすると考えやすくなります。

プランを検討する目安のひとつが「スタッフアカウント」です。これは店主以外の担当者が管理画面を使うためのアカウントを指します。Shopifyの料金プランにおいて、Basicプランは追加のスタッフアカウントに対応していません。もし最初から友人に商品登録を担当してもらい、別のスタッフアカウントを持たせたい場合は、アカウントを5件まで追加できる「Grow」プランといった上位プランが候補になります。Basicプランが全員にとっての最適解とは限らないため、一人で運営するのか、複数人で役割を分担するのかを考えて選びましょう。

毎月いくらかかる?月額料金だけ見ればいい?

Basicの通常料金に、決済の手数料と、選んだテーマ・アプリ・ドメインの費用を足して考えます。年払いの月額換算と、毎月の支払いを混同しないことが大切です。

Basicプランの通常料金(2026年10月時点)

日本向け料金ページで案内されている、日本円請求でのBasicプラン通常料金は次のとおりです。支払いは日本円請求に対応したクレジットカードを使用します。「税別」は適用される税を含まない金額を示しており、決済手数料は含まれていません。

横にスクロールして表全体を確認できます。
支払方法 通常料金(税別・決済手数料別) 請求の仕組み
月払い 4,850円 30日ごとに請求
年払い 3,650円/月換算 年額43,800円を一括前払い(3,650円×12か月)

年払いの月額換算は、年額を12で割って一月分として示した表示であり、毎月の分割払いではなく1年分を前払いします。また、Shopifyの請求規約において、プラン料金は通常返金不可となっています。

売上に応じてかかる決済費用

プラン料金とは別に、代金を受け取るときにかかる「決済手数料」が発生します。日本のBasicプランで「Shopify ペイメント」を単独で利用し、クレジットカード決済を受け付ける場合の料率は次のとおりです(料率はShopify料金プラン、適用税を含まない表示はShopify利用規約第5条5項に基づく)。

  • 国内の標準カード・JCB:3.55% + 0円
  • American Express・海外発行カード:3.9% + 0円

すべての支払方法が一律3.55%になるわけではありません。また、外部の決済サービスを利用する場合や併用する場合には、各社の手数料とは別にShopifyの外部取引手数料がかかる場合があります。利用や併用を検討する際は、公式案内で条件を確認しておきましょう。

必要に応じて発生する追加費用

お店の運営内容によっては、プラン料金以外にも費用が発生します。

  • テーマの購入費:無料テーマから始める場合はテーマ自体の購入費はかかりませんが、有料テーマを選んだ場合は購入費がかかります。
  • アプリの費用:機能を追加するアプリには、月額の定期料金、利用量に応じる料金、一回限りの購入といった料金体系があり、選んだ機能に応じた費用がかかります。
  • ドメインの費用:開設時にはmyshopify.comのURLが割り当てられます。お店のURLに使う名前である「独自ドメイン」を使う場合は、購入費を別に見る必要があります。Shopifyで購入する場合は1年ごとの登録となり、毎年の更新料がかかります(ドメインの購入について)。外部事業者から購入することも可能です。

日本のストアではプラン料金は現地通貨の固定価格ですが、テーマ、アプリ、ドメインの請求には米ドルから換算される項目が含まれ、その換算レートには手数料が含まれる場合があります(現地通貨での請求について)。

予算の組み立て方

今回の架空のお店では、ショップの固定費として月1万円までを仮の予算としています。月払いのプラン料金4,850円に加えて、使いたい有料テーマやアプリ、独自ドメインの費用がその枠内に収まるか、調べた金額をメモして確かめてみましょう。年払いを検討する場合も、月額換算だけでなく一度に支払う年額43,800円を確認しておくことが大切です。

なお、売上に応じて引かれる決済手数料や、商品を仕入れる代金、包むための資材、送る送料は、この月1万円の固定費の予算とは別に見積もります。

Shopifyが合うのは、どんなお店?

写真や文章の見せ方を自分で考え、店を少しずつ整えていきたい人には、Shopifyを試す理由があります。

たとえば、布小物の柄や休日に使う場面を写真で丁寧に伝えたいお店なら、トップページの写真の配置や商品一覧の見せ方を自分で調整できる点が試す理由になります。まずは無料テーマを使い、自分の写真や言葉がどう見えるかを実際の画面で試してみるとよいでしょう。

設定の途中で迷ったときは、日本語のヘルプセンターや公式案内のサポートを利用できます。Shopifyの料金案内では日本語での24時間サポートが案内されており、サポートスタッフとバーチャルヘルプセンターアシスタントによる支援が用意されています。

一方で、売れるか分からないうちは毎月の固定費を支払うのが難しい場合や、設定にかけられる時間が足りず、商品の登録や発送といった運営作業をすべて任せたいと考える場合には、希望する使い方と合わない可能性があります。準備に使える時間と月々の固定費が自分に合うかを考え、候補として検討していきましょう。

無料体験で、何を確かめればいい?

無料体験とは、有料プランで使い続けるかを決める前にサービスを試す期間です。無料体験では、商品一つを登録し、写真や説明を直す操作を自分で試してみましょう。続けられそうなら、支払う総額とプランの条件を確認して、開店の準備へ進みます。

無料体験を始める前に知っておきたいこと

2026年10月時点の公式料金ページでは、3日間の無料体験が案内されています。ただし、公式ヘルプの無料体験案内にある通り、体験期間や特典の内容は登録時期や条件によって異なるため、自分の登録画面に表示される条件を確かめてください。

また、始める前に確認しておきたい条件があります。

  • 登録した時点から期間が始まる:無料体験は、作業に着手した時点からではなく、最初にアカウント登録した時点から日数が進みます。実際に画面を触る時間を取れるタイミングで始めましょう。
  • プラン選択と請求の開始:体験期間中に有料プランを選んだ場合、無料体験が終了した後にプラン料金の請求が始まります。有料プランを選んだ後に継続しないと決めた場合は、請求を止めるために体験終了前の解約手続きが必要です。なお、有料プランを選ばないまま無料体験期間が終わった場合は、有料プランを選ぶまでストアの利用が一時停止します。
  • 有料アプリの請求:無料体験中に追加したアプリで料金が発生する場合、その請求は体験終了後の請求書に含まれます。期間中のすべての追加購入まで一律無料になるわけではありません。

画面を触って確かめる手順

無料体験を有意義に使うために、アカウント登録をする前に、まずはポーチひとつの写真と短い紹介文を手元に用意しておきます。

準備ができたら無料体験に登録し、次の流れで操作感を試してみましょう。

  1. 写真を入れて登録する:管理画面から商品を追加し、用意した写真を入れて文章や価格を入力します。
  2. 配置や見え方を調整してみる:テーマエディタを使い、トップページや商品一覧で写真や商品がどう見えるかを確認しながら、テーマの設定範囲内で配置を調整してみます。
  3. お店全体のたたずまいを見る:プレビュー画面でお客さんから見えるお店の印象を確かめ、自分が見せたい雰囲気に近づけられるかを見てみます。

無料体験で画面を操作することは見た目を確認する第一歩ですが、それだけで公開販売の準備が完了するわけではありません。実際に商品を一般に公開して販売するには、有料プランの選択と、配送や決済、お店の案内(ポリシー)などの必要な設定を完了させる必要があります(日本向け公式チェックリスト)。

自分で画面を操作できそうだと確かめられたら、月払いか年払いか、追加で必要な費用はいくらかを確認し、決済や配送を整えて開店の準備へ進みましょう。

Shopifyの公式サイトで無料体験の条件を見る

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