計算機
在庫の発注点計算機
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自社の条件を入力
在庫がいくつになったら、次の仕入れを考えるかを見ます。
入力例・使い方を見る
販売実績と入荷までの日数が分かる方向けです。予備の在庫は、何日分持つかから仮に計算することもできます。
最初の数字は記事で使う架空例です。相場や売上予測ではありません。
入力欄を準備しています。現在の結果は初期値の試算です。
予備の在庫を、日数から計算する
上の1日平均販売数に、予備として持ちたい日数を掛けます。必要な日数を保証する方法ではなく、試すための仮置きです。
数字を入れると、入力欄へ反映する値が表示されます。
計算結果
端数は表示時に丸めます。契約・発注前は実データと公式条件で再計算してください。
この計算機は、1日平均12個を販売する架空のネットショップを例に、発注の目安をつかむためのツールです。色やサイズごとの在庫単位で日数をそろえ、手元の販売可能数と入荷予定を分けることで、発注点や追加発注までの日数を確認できます。なお、安全在庫はあらゆる欠品を防ぐ万能な数値ではないため、運用の目安として使います。
この計算機はどのSKUを見る?
商品全体の合計ではなく、色やサイズごとに分けた1つの在庫管理単位(SKU)を選び、5つの数値をそろえて入力します。商品グループ全体でまとめて平均を出すと、特定のサイズだけが欠品したり、別の色が余ったりする不均衡を見落としてしまいます。
計算機の初期値は架空商品の設定ですが、実際に使う際は自店で管理しているSKUを1つ決めて数値を入れます。販売ペースや仕入れにかかる日数はバリエーションごとに異なるため、対象を1つに絞って計算することが過不足のない発注判断の基本です。
1日平均販売数をどう出す?
直近の一定期間における確定販売個数を、その対象日数で割って1日あたりの平均を出します。計算の基準がずれないよう、販売ペースを算出する日数とリードタイムの日数基準を日単位でそろえて入力します。
この数値は過去の実績を平準化したものであり、将来の売れ行きを保証するものではありません。画面の「1日あたり12個」という数値も架空モデルの初期設定です。セールなどの突発的な需要の偏りや、過去の欠品によって販売できなかった日がある場合は、単純な割り算だけに頼らず、現場の販売実績を踏まえて数値を調整してください。
リードタイムと安全在庫は何を表す?
リードタイムは発注から検品完了までの日数、安全在庫は予期せぬ変動に備えるための追加数量です。発注を行ってから商品が倉庫に届き、検品を終えて棚に並ぶ(販売可能になる)までの全所要日数をリードタイムとして設定します。カレンダー通りの暦日と倉庫の営業日を取り違えないよう、日数の基準を統一します。
安全在庫は、急な売れ行きの増加や配送遅延のリスクに備えて確保しておく余裕数量です。初期値の「60個」は計算例であり、この数量を一律に推奨するものではありません。この計算での安全在庫は「発注点に足す予備の数量」ですので、手元の販売可能数からこの数量を差し引いて入力する必要はありません。仕入先の実績や自社の許容範囲に合わせて数値を決めます。
現在庫と入荷予定をどう分ける?
現在庫には今すぐ注文へ引当できる販売可能数を入れ、入荷予定は検品後に利用可能となる見込み数だけを別枠で扱います。倉庫にある総手元在庫(On hand)をそのまま現在庫として入力してはいけません。Shopifyの在庫状態に関する公式ヘルプやShopifyの在庫CSVの管理仕様でも定義されているように、総手元在庫には注文引当済み(Committed)や破損・検品待ちなどの利用不可(Unavailable)が含まれるため、今すぐ売れる「販売可能数(Available)」を入力します。
また、発注済みの入荷予定(Incoming)は未受領の段階では販売できないため、現在庫とは切り離します。入荷予定をすべて確実な数量とみなすのではなく、発注点に達する前に検品を終えて販売可能となる見込みが確認できた数量だけを別枠で加算し、納期遅れの恐れがある場合は数値を適宜見直します。
初期値の発注点はいくつ?
初期設定における発注点は228個、手元と入荷予定を合わせた在庫ポジションは300個です。この計算機の初期設定では、調達期間中の需要が「12個×14日=168個」となり、これに安全在庫60個を加えて発注点は「228個」になります。欠品を防ぐため、計算上で端数が出た場合は切り上げて算出します。
一方、現在の在庫ポジションは、手元の販売可能数300個に入荷予定0個を足した「300個」です。この計算機では、調達期間の需要(168個)と発注点(228個)をそれぞれ個別に端数処理しており、途中で丸めた需要数を使って発注点を再計算することはありません。正しく積み上げた発注点と在庫ポジションを比較することで、補充の目安が明確になります。
追加発注まで6日をどう読む?
追加発注まで6日という表示は、在庫が発注点に達するまでの目安日数であり、商品の納品日ではありません。画面に表示される「6日」は、在庫ポジション300個から発注点228個を引いた72個の余裕を、1日の販売ペース12個で割った目安(72÷12=6日)です。
この日数は将来の在庫を保証するものではなく、売れ行きが伸びれば到達は早まります。結果が「0日」となった場合は発注量が0個という意味ではなく、すでに発注を検討すべき基準に達している合図です。自店の販売変動に合わせて状況を見直し、発注判断の目安として活用します。
使えない条件と次行動は?
この計算機で発注時期の目安は出せますが、発注数量やロット、倉庫間の移動在庫、需要変動をこの式だけで決めることはできません。この計算機が示すのは「いつ発注を検討すべきか」のタイミングであり、「何個発注すべきか」という発注数量そのものではありません。そのため、発注点を下回ったからといって、不足分をそのまま発注数にすることは避けてください。
実際の運用では、仕入先が定める最小発注数量(ロット単位)や繁忙期の需要急増、連休に伴う納品遅れ、複数倉庫間の在庫移動といった諸条件が影響します。発注の目安に達したら、SKUごとの販売・在庫記録を確認したうえで、仕入先に実際の最低発注単位や最新の納期を問い合わせて具体的な発注量を決めるのが次の行動です。
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