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BASEとSTORES、初めてのお店にはどちらが合う?

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便箋や封筒、紙のしおりのそばに、同じ商品を写した2枚の写真と紙の質感の写真を並べた架空の文具店の準備風景。同じ写真を使って見え方を比べるイメージ。
同じ便箋の写真を使うと、売り場での見え方を比べやすくなります。紙の風合いを写した写真も用意します。架空の場面を表したAI生成画像です。

好きな紙ものを集めた店を、まずは月額0円で作ってみたい。そんな架空のお店を例に、BASEとSTORESの注文ごとの費用、見た目、URLの違いを順に比べます。

便箋や封筒、しおりを合わせて8種類並べる小さなお店を、一人で週末の3時間を使って自宅から発送する場面を想像してみましょう。自分に合うサービスを選ぶには、どのような点に注目すればよいのかを整理していきます。

最初は月額0円で、どちらでも始められる?

BASEスタンダードとSTORESフリーは、どちらもショップの月額利用料0円です。まずはこの2つを比べ、店のURLや注文ごとの費用から自分に合うほうを考えましょう。

ここでいうプランとは、料金と使える機能の組み合わせのことです。2026年10月時点の日本国内で新規に開設する通常のWebショップとして、BASEのスタンダードプランとSTORESのフリープランという同じ無料区分を出発点にします。

BASEの料金案内によると、スタンダードプランは初期費用と月額利用料がともに0円です(BASEヘルプ:プランについて)。一方、STORESの料金案内でもフリープランは月額利用料0円となっています(STORES FAQ:フリープランとは)。

便箋やしおりなど8種類の商品を用意するとき、商品の仕入れ代や梱包資材、発送の送料はショップの利用料とは別にかかります。まずはショップ自体の月額利用料が0円の区分を基準に、どのような違いがあるかを見ていきましょう。

同じ5,000円の注文なら、手数料はいくら違う?

この条件の注文では、STORESフリーのほうが決済・サービス利用にかかる費用は小さくなります。ただし、口座へ受け取る費用や商品の原価まで含めた利益の比較ではありません。

ここで使う言葉を整理しておきます。決済手数料とは、代金を受け取るための費用のことです。サービス利用料とは、BASEにおいて決済手数料とは別に生じる費用のことです。

2026年10月時点の通常Webショップにおいて、クレジットカード決済で1件あたり5,000円(消費税込の商品代+購入者負担送料)の注文が入った場合を仮定して計算します。料率や税区分の根拠は、BASE料金案内・BASEかんたん決済ヘルプ(BASE利用規約)およびSTORES料金案内・STORES決済手数料FAQ(STORESインボイスFAQ請求明細例)に基づきます。

横にスクロールして表全体を確認できます。
項目 BASE(スタンダードプラン) STORES(フリープラン)
月額利用料(2026年10月時点) 0円 0円
通常Webカード決済手数料 3.6%+40円(非課税) 5.5%(消費税対象外)
サービス利用料 3%(非課税) なし
5,000円注文時の計算内訳 220円+150円 275円
5,000円注文時の合計手数料 370円(非課税) 275円(消費税対象外)

この試算での差額は95円ですが、この差をそのままお店の利益や受取額と捉えることはできません。商品の仕入れ代や梱包発送費のほか、売上金を銀行口座へ引き出すときの費用が別途発生するためです。

また、支払方法によっても手数料は変わります。BASEではPayPal、Amazon Pay、PayPayを選んだ場合の決済手数料が4.6%+40円となり、PAY IDアプリ経由の注文は別の料率が適用されます。STORESでも、PayPal、ペイディ、atone、楽天ペイ、PayPay、Amazon Pay、キャリア決済を利用した場合は6.5%の料率となります(STORES FAQ:決済手数料)。利用する決済手段によって注文ごとの費用が変わる点に留意してください。

BASEとSTORESを同じ便箋の写真で比べるための模式図。全体と紙の風合いの写真を両方へ使い、商品名と価格もそろえて、スマホで紙の質感・文字・価格の読みやすさを確認する。画面配置は実際のサービス画面ではなく説明用。配置や色を変えられる範囲は各社の公式機能案内で確認する。

写真を並べて、好みの雰囲気にできる?

どちらにも無料のデザインがあるので、まず自分の商品写真を置いて確かめましょう。見本のきれいさより、商品名や価格、紙の質感が伝わる見え方を比べます。

テンプレートやテーマとは、お店の見た目の土台となる枠組みのことです。

BASEのショップデザイン機能には無料テンプレートがあり、さらにBASEデザインマーケットで購入できる有料テーマも揃っています。STORESでも、STORES公式FAQで確認できる無料テンプレートが提供されています。

見た目を検討する際は、たとえば仕入れた便箋の全体写真と、紙の風合いを写した近接写真を1枚ずつ用意してみます。それらをスマートフォンの画面幅に配置したときに、文字の読みやすさや商品の雰囲気がどう映るかを確認してみましょう。商品名や価格がすっきりと見え、紙の質感がしっかり伝わるかを基準にします。配置や色合いを調整したい場合は、それぞれの公式機能案内で希望のレイアウトに変更できるかを確かめましょう。BASEの有料テーマを検討する際は、個別の販売価格を確認したうえで判断します。

店のURLに好きな名前を使うなら、違いはある?

外部で取得した名前を使いたいならBASEが候補になります。STORESの独自ドメインは有料プランで新しく取得する方式なので、今持っている名前や将来の移転予定と照らして選びましょう。

独自ドメインとはお店のURLに使う専用の名前のことで、サブドメインとはその前に「shop」などを足した形式です。移管とは、ドメインの管理先となる事業者を別の会社へ移すことを指します。

BASEでは無料の独自ドメインAppを使うことで、スタンダードプランでも外部で取得・管理しているドメインをサブドメイン形式で接続できます(BASE料金案内)。一方、STORESの独自ドメインは新規契約の場合スタンダードプラン(有料)のみで提供されており、画面内で指定のドメインを新しく取得する方式です(STORES FAQ:独自ドメイン、STORES機能案内)。

横にスクロールして表全体を確認できます。
項目 BASE(独自ドメインApp) STORES(独自ドメイン機能)
対象プラン スタンダード(無料)で利用可能 新規契約はスタンダード(有料)のみ
ドメインの調達先 外部サービスで取得・管理 STORES内で新規取得(.com / .net / .shop)
接続の形式 サブドメイン形式 指定の末尾で新規取得
外部ドメインの持ち込み 可能 不可(STORES FAQ)
ドメインの外部移管 外部サービス側で管理 不可(STORES FAQ)
ドメインの所有者 外部サービスで契約・管理 STORES(STORES FAQ)
費用の発生 Appは無料(ドメイン取得・更新費は外部で別途発生) プラン料金と別の追加取得・更新費用の有無は要確認

今回の架空店のように、好みのURLを使いたいけれどまだ取得していない場合は、各サービスが提供するURLのままで始めるか、外部で自分の名前を取得して使うかを選べます。将来ほかのショップへドメインを引き継ぎたいかどうかも含めて検討しましょう。

売上金は、いつ使えるようになる?

注文日と銀行口座への入金日は別です。振込までの流れと費用を確認し、次の商品代を先に払う必要がないか見ておきましょう。

入金サイクルとは、売上金が銀行口座に届くタイミングのことです。商品が購入されたその日に代金を引き出せるわけではありません。

BASEの料金案内によると、通常の振込申請を行った場合は申請日から10営業日で口座へ振り込まれます。STORESでは月末締めの翌月末払いが基本で、土日祝日のときは前営業日に振り込まれます(STORES FAQ:売上の振込スケジュール、STORES FAQ:振込手続き)。また、振込設定や売上金額に応じた条件が定められています。

売上金が口座に届くまでの間に、新しい便箋や封筒を仕入れる支払期日が重ならないか、手元のスケジュールを確認しておきましょう。なお、売上金を受け取る際は各社規定の振込手数料や条件に応じた事務手数料が発生するため、それぞれの公式案内で振込にかかる費用条件を確かめておく必要があります。

有料プランへ変えると、何が変わる?

有料プランでは月額利用料が発生する代わりに、通常カード注文の料率が下がります。使いたい機能と、契約期間まで払う利用料を合わせて判断しましょう。

月額換算とは1年分の支払額を12カ月で割った表示のことで、年契約の月払いとは支払いが毎月であっても契約自体は1年単位であることを指します。

2026年10月時点の月契約・月払いにおける各社の料金と通常Webカード決済手数料は以下の通りです(BASE料金案内、BASEヘルプ、STORESヘルプ、STORES FAQ)。

横にスクロールして表全体を確認できます。
プラン区分(月契約・月払い) BASE(グロースプラン) STORES(スタンダードプラン)
月額利用料(2026年10月時点) 19,980円(税込) 3,960円(税込)
通常Webカード決済手数料 2.9%(非課税) 3.6%(消費税対象外)
サービス利用料 0円 なし
適用範囲・別決済条件 通常Web注文、決済手数料別、PAY IDアプリ経由は別料率、PayPal・Amazon Pay・PayPayは3.9%(BASEヘルプ) 通常ネットショップ注文、決済手数料別、フリーで6.5%だった決済グループは4.6%(公式請求明細例)

年単位の契約や支払い方式の比較は以下の通りです(STORESヘルプ:年契約)。

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契約・支払方式(年単位) BASE(グロース年払い) STORES(スタンダード年契約・月払い) STORES(スタンダード年契約・年一括払い)
支払金額(税込) 年額198,960円(一括払い) 毎月3,300円(1年契約) 年額39,600円(一括払い)
月額換算表示 16,580円 ―(実際の支払額が毎月3,300円) 3,300円

ショップの月額利用料0円から有料化を考える際、今回の架空店のように「あとで必要なら月5,000円まで」という仮予算を置く場合は、毎月の固定費として支払える範囲や独自URLの必要性、実際の注文にかかる手数料を合わせて見積もりましょう。

契約の変更や解約の条件も確認が必要です。BASE利用規約では、グロースプランは1カ月または12カ月で自動更新され、通常のキャンセルや返金はありません。スタンダードプランへの変更は更新日前日以前に手続きを行い、次回更新時に反映されます(BASEヘルプ)。STORESスタンダードでも、解約や変更は次回更新日までに手続きを行い次回更新から適用され、期間満了まで料金が発生し日割り返金や返金はありません(STORESヘルプ:解約、STORESヘルプ:プラン変更)。年契約の月払いは毎月自由に解約できるという意味ではない点に注意しましょう。

このお店では、どちらから試してみよう?

ショップの月額利用料0円と外部で取得したURLを両立したいならBASE、サービスから提供されるURLで足りて今回の通常カード注文の費用を優先するならSTORESが候補です。ただし、BASEは今回の通常カード決済にかかる費用が最小になるわけではなく、STORESは既存の独自ドメインを持ち込んで使うことができません。

今回の紙もの店のような計画であれば、まずはSTORESの無料テンプレートで商品写真の見え方を試してみる進め方が合っています。ただし、STORESで取得したドメインは外部へ移管できないため(STORES FAQ)、外部で管理するURLが最初から必要な場合は、初めからBASEの接続を検討しましょう。

迷ったときは、次の2つの行動から動いてみましょう。

  1. 「好みのURLを外部で持つか」「通常カード注文の費用を抑えるか」など、譲れない優先条件を1つ選ぶ。
  2. 便箋やしおりなど手元の商品写真を1枚用意し、無料プランで実際の見え方を試す。

料金や機能の詳細を確認し、実際にお店を開設してみたい方は以下の公式サイトをご確認ください。

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