計算機

返品率が利益へ与える影響計算機

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自社の条件を入力

返品が減った場合に、商品代と返品処理費の差がいくらになるかを見ます。

入力例・使い方を見る

返品実績のあるお店向けです。返品した注文の割合と、返金した商品金額の割合を分けて用意します。変更後の値は予想として扱います。

最初の数字は記事で使う架空例です。相場や売上予測ではありません。

返品条件を変えた場合の利益の増減¥52,200

返品後の粗利から返品処理費を引いた比較です。改善施策の費用や事業全体の利益は含みません。

プラスは利益の増加、マイナスは利益の減少を表します。

詳しい結果を見る ↓

入力欄を準備しています。現在の結果は初期値の試算です。

割合を金額から計算する

同じ商品・同じ税区分の販売金額と商品原価を使います。送料や決済費は商品原価に混ぜません。この割合は、お店全体の利益率ではありません。

数字を入れると、入力欄へ反映する値が表示されます。

入力した条件の結果を見る ↓
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計算結果

端数は表示時に丸めます。契約・発注前は実データと公式条件で再計算してください。

現在:返品後粗利−処理費¥1,360,800変更後:返品後粗利−処理費¥1,413,000利益の増減¥52,200変更後は現在より利益が増える試算です返品売上率による粗利の増減¥45,000プラスなら返品・返金売上の減少で粗利毀損が減る試算返品注文率による処理費の増減¥7,200プラスなら返品注文の減少で処理費が減る試算
数字を変えて、もう一度比べる ↑

国内向けに布小物10商品を販売する架空店(月商税抜30万円・60注文、粗利率50%)を想定します。店主は月30分で返品を見直し、対策費に月税抜1万円の仮予算を置いています。この計算機は、開店後に実際の数字を使って、返品率の変化が粗利や処理費にどう響くかを確かめる簡易モデルです。店全体の純利益や、返金時の預金口座の残高推移そのものを表すものではありません。

この計算機で何が分かる?

同じ売上や注文数の条件で、返品率が変わったときに手元に残る粗利と処理費がどう動くかを比較できます。粗利は売上から商品原価を引いた額、処理費は返品対応で追加発生する店負担の費用です。J-Net21の解説で限界利益と固定費が区分されているように、この計算も全社的な固定費や純利益を割り出すものではありません。また、返品対策によって売上自体が増減する影響もあらかじめ除いて比較します。

返品の注文割合と売上割合はどう分ける?

この計算機では商品個数の割合ではなく、返品が起きた注文の割合と、返金した金額の割合を分けて扱います。集計するときは、同じ期間に成立した「対象注文群」をその後の返品完了まで追って調べます。1注文で複数点返品されても返品注文数は1件です。Shopifyの売上レポート仕様では、実返品数量は商品の点数として集計されます。一方、売上取消金額は処理日のマイナスとして記録されるため、別月の売上で機械的に割らないようにします。架空店では60注文中6件で注文率10%、返金4万5千円÷売上30万円で売上率15%と置きます。

月商と粗利率にはどの数字を入れる?

値引き後で返品を引く前の売上と、通常時の粗利率を入力します。すでに返品額を引いた売上を入れると二重控除になるためです。金額は売上・原価・処理費で同じ税基準にそろえて入力します。国税庁タックスアンサー No.6375にある税込経理・税抜経理のどちらを使う場合でも、計算機側での自動換算はありません。架空店ではすべて税抜管理額にそろえ、売上30万円、粗利率50%としています。なお、この計算では返品された商品が元の原価率のまま再販できることを前提にしています。

返品1件の処理費に何を入れる?

お客さまへ返金した商品代金は売上側で差し引くため、処理費には含めません。ここには、返品1件あたりに店が追加負担した返送料、検品や問合せ対応の手間、再梱包資材などを入れます。決済手数料は契約ごとに異なり、Stripeサポート(2026年10月時点の標準料金)のように元の決済手数料が返還されない場合や追加返金費がある場合にのみ、その店負担分を反映します。架空店の800円は仮の平均額であり、自店の実際の負担額を確認して入力します。

前後の結果と差額をどう読む?

計算式は「売上×(1−返品売上率)×粗利率−注文数×返品注文率×処理費」です。差額(変更後−現在)は粗利の差と処理費の差に分かれて表示されます。状況が改善すればプラス、悪化すればマイナスで示されます。0%や100%も入力可能ですが、未確認の値を代用するためのものではありません。

架空店で現在(注文率10%・売上率15%・処理費800円)から変更後(注文率5%・売上率5%・処理費800円)へ見直した場合の試算です。

横にスクロールして表全体を確認できます。
項目 現在 変更後 差額
残る粗利 12万7,500円 14万2,500円 +1万5,000円
処理費 4,800円 2,400円 -2,400円
差引額 12万2,700円 14万100円 +1万7,400円

表の処理費差は変更後−現在の-2,400円(費用の減少)ですが、計算結果の画面では処理費が減る寄与を+2,400円として表します。画面の利益増減+1万7,400円=粗利増+1万5,000円+処理費減+2,400円となります。画面の初期値(月商300万円・300注文・8%)とは規模が異なるため、自店の数字で確認してください。

結果だけでは分からない費用は?

返品された商品がそのまま再販(状態確認後に再販売)できない場合の損失は含まれていません。廃棄による原価回収不能や、値下げ再販による追加の損失は別途確認して差し引きます。同じ損失を返金元本や処理費と重複させないよう注意してください。また、通常の発送費や固定費、返品を減らすための対策費用も未算入です。J-Net21で固定費回収を考えるのと同様に、架空店の仮予算1万円を実際に使うなら、この試算差額と切り離して判断します。

次にどの返品を確かめる?

同じ対象注文群を同じ追跡期間で追い、件数や金額の負担が大きい返品理由を1つ特定します。変更後の率は結果を保証する予測ではなく、試してみたい仮定の値です。Shopifyの売上レポートなどを確認し、架空店であればサイズ違いやイメージ違いなどの主要因を1つ見直します。単に翌月の売上合計と比べるのではなく、見直し後の注文群を同じ日数だけ追跡して比較します。自店で改善しやすい点から着手するのが自然です。

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